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お知らせ
熱交換器の洗浄を依頼する前に|伝えておきたい設備情報
「以前より冷えにくい」「定修に合わせて熱交換器を洗浄したい」。このようなご相談では、機器の情報と、普段の運転・整備の記録が役立ちます。すべての資料をそろえる必要はありません。まずは手元にある情報から、次の4つを整理してみてください。

1.設備の形式・型式が分かる資料
熱交換器には、多管式(シェル&チューブ式)やプレート式などがあり、構造によって確認する箇所や洗浄方法が異なります。メーカー名、形式、型式、製造番号を、図面・仕様書・既存の銘板写真などで分かる範囲でお知らせください。
材質や大きさが分かる資料も、作業範囲を検討する手がかりになります。たとえば日阪製作所は、型式・製造番号を銘板や手元の図面で確認できると案内しています。参照:日阪製作所「FAQ」。

2.熱交換器の両側で扱っている流体
冷却水側だけでなく、冷やす・温める対象側も含めて、どのような流体が流れているかをお伝えください。流体名のほか、分かっている成分・濃度や、使用条件を変更した履歴があれば添えると、設備の使われ方を共有しやすくなります。
洗浄方法は、汚れの状態だけでなく、機器の構造や材質、使用条件を踏まえて検討します。同じ「熱交換器の洗浄」でも、すべての設備に同じ方法を適用できるわけではありません。
3.普段と現在を比べられる運転記録
高温側・低温側それぞれの入口・出口温度、流量、圧力や差圧について、既存の記録があれば共有してください。「いつ頃から変化したか」「生産量や運転条件も変わったか」を添えると、数値の変化を捉えやすくなります。
温度・流量・圧力損失は熱交換器の性能を考える際の重要な情報です。汚れは伝熱低下や圧力損失の増加につながることがありますが、冷えにくさなどの症状だけで原因や洗浄の効果は断定できません。参照:アルファ・ラバル「熱交換器とは」。
相談準備のために新たな測定や分解を行う必要はありません。日常管理で取得済みの情報を、分かる範囲でまとめてください。
4.前回の洗浄・点検で分かったこと
前回の洗浄時期と方法、点検結果、交換部品の記録があればお知らせください。過去の整備写真や、洗浄前後の運転記録も、前回からの変化を共有する資料になります。
「前回と同じ方法を希望する」「洗浄とあわせて漏れや傷みも相談したい」など、今回確認したいことも添えてください。履歴が不明な部分は、不明のままで構いません。停止予定や作業場所の条件と照らし合わせながら、洗浄・点検の範囲を検討していきます。
熱交換器の洗浄・整備のご相談はイーメンテへ
イーメンテ(イー・メンテ株式会社/広島県大竹市)は、熱交換器を含む機器の開放点検・整備、JET洗浄、メカニカルクリーニングを行っています。対応業務はプラント事業ページをご覧ください。
設備情報がすべてそろっていない段階でも、お手元の図面や運転・整備記録からご相談ください。ご依頼を検討されている方は、お問い合わせフォームより設備の概要とお困りの点をお知らせください。